チュフチャエフ氏は「私達二人は、飛行開始まで日本でほぼ2ヶ月過ごし、天候を見守った」と述べ、次のように続けた-
「私達は、ガス気球飛行の新記録を作っただけでなく、ロシアと米国という二つの偉大な国の間の協力と友好の新しい記録を打ち立てた。」
一方ブラッドリー氏も、自分の「相棒」のそうした言葉を確認し「我々は、固く団結したチームを作り上げた。両国民の間の密接な協力が、それを生んだ。飛行だけでなく、我々が深めることのできた友情が、その現実の成果となった」と応じた。
チュフチャエフ氏は又、成功した太平洋横断飛行を振り返り「ああした飛行で最も大事なのは、パイロット同士の信頼だ。二人は常に互いを支えあい、協力しなくてはならない。技術は技術であって、一番肝心なのは、人間だ」と語った。
ガス気球「二羽のワシ」は1月21日、九州の佐賀をスタートし、10710キロを飛行、ほぼ一週間弱に当たる160時間43分を空中で過ごし、1月31日、メキシコ西海岸の洋上に無事着水した。
*「Sputnik日本」より転載
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