カムチャッカのアヴァチンスキイ火山の噴火で日本人が死亡

アヴァチンスキイ火山をグループで登山していた1942年生まれの日本人ツーリストの遺体が救助隊により回収された。

 ロシア非常事態省カムチャッカ支部は次のように発表した。「標高1700mあたりで男性が急に気分を悪くし、のち意識を失った。同行者らが手当てを試みたが、既に脈がなかった。蘇生の試みもむなしく、男性は息を引き取った」

 救助隊が遺体をふもとに運び出し、警察の手に委ねた。

 非常事態省は次のようにも述べている。「アヴァチンスキイ火山に挑んだこのツーリストグループは、地元捜索・救助隊に事前にルートを提出していなかった」
地元警察によれば、この男性は日本人であるという。

 アヴァチンスキイ火山はペトロパヴロフスク・カムチャツキイから北へ30kmの地点に位置する。標高は2741m。カムチャッカ地方の火山の中でも最も活発な火山の一つで、ツーリスト人気も極めて高い。

 

*「Sputnik日本」より転載 

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる