東京とトムスクが協力覚書に調印

東京都とトムスク州は、大学の提携、感染症防止、観光振興、一般廃棄物のリサイクルの4分野で協力する。

 東京都の舛添要一知事とトムスク州のセルゲイ・ジュヴァチキン知事は10日、協力に関する覚書に調印した。

 「これは最初で、最後には程遠い、二者関係の公式文書だと確信している」とジュヴァチキン知事は調印前に強調した。

 「本日の会談が我々の地域の友好と協力の発展へのさらなる第一歩となってほしい。地域レベルでの協力は両国の関係発展に必ずや貢献するであろう」と舛添知事は述べた。

 東京都とトムスク州は、大学の提携、感染症防止、観光振興、一般廃棄物のリサイクルの4分野で協力していく。

 ジュヴァチキン知事は、東京のリサイクル工場を個人的に訪問していたことを明らかにした。「ヨーロッパでも多くの同様の工場を訪問したが、東京での経験はこれまでで最高だったと言える」とジュヴァチキン知事。

 ジュヴァチキン知事率いるトムスク州の代表団は、日本を公式訪問している。代表団は東京の衆議院第1議員会館内国際会議場で9日に行われた、「ロシアの地方における投資環境紹介(ロードショー)」に参加した。ここでは、トムスク州、カルーガ州、トゥーラ州、サマラ州、ウリヤノフスク州、ニジニノヴゴロド州、ハバロフスク地方、チュヴァシ共和国が、それぞれの投資の潜在性についてプレゼンテーションを行った。

 

元記事(露語)

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