インフレのピークが過ぎ、ロシア連邦中央銀行は今後の顕著な低減を予測していると、エリヴィラ・ナビウリナ総裁はロシア下院(国家会議)で述べた。
「週のインフレ率はすでに6週間、0.1%の水準を保っている。ロシアはすでにインフレのピークを過ぎたと評価している。今後の著しいインフレの低下を予測しているが、リスクはそれでも存在している」とナビウリナ総裁は述べ、リスク要因として、新興市場のある国の全通貨の潜在的なボラティリティや原油価格の変動をあげた。
ロシア連邦経済開発省は、今年9月の年率換算14.3~14.5%までのインフレ低下を予測している。ロシア連邦国家統計局のデータによると、5月のインフレ率は0.4%で、4月の0.5%よりも鈍化し、年率換算15.8%にとどまった。
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