6月2日、ノーベル物理学賞を受賞した天野浩氏がモスクワ大学で、青色LEDの開発の経過や将来の展望について英語で講演。研究者を目指す学生など300人近くが集まった。
天野氏は、研究成果が太陽光発電や医療、それに浄水設備といった幅広い分野で活用されつつあることを紹介しながら、「もっと社会のために役立つ研究に向けて努力したい。その気持ちを大事にしている」と述べ、意欲を持ち続けることの大切さを訴えた。
講演を聴いた男子学生は「私も物理学を専攻しているので、とても参考になった。天野さんを心から尊敬している」と話していた。
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