ブライトマンに代わる宇宙旅行者は

日本人の高松聡氏の可能性も

 イギリスの歌手サラ・ブライトマン氏は、国際宇宙ステーション(ISS)を訪問する8人目の宇宙旅行者になるはずであったが、5月中旬に計画の延期を発表した。ロシア連邦宇宙局は現在、代わりの有人宇宙船「ソユーズTMA-18M」の宇宙旅行者複数名について検討している。その一人となっているのが、日本で宇宙旅行会社を経営する高松聡氏。高松氏にはまだ、宇宙飛行の経験がない。別の後任候補者は、「ユーロセメント・グループ」のフィラレト・ガリチェフ取締役会長。3番目の搭乗候補となっているのは貨物。補給船「プログレスM-27M」の事故を考えると、その可能性は高い。

 セルゲイ・ヴォルコフ宇宙飛行士(ロシア連邦宇宙局)、アンドレアス・モーエンセン宇宙飛行士(欧州宇宙機関)、そして現在未定の3人目の参加者を乗せて、ソユーズTMA-18Mがバイコヌール宇宙基地から飛び立つのは、9月1日の予定。

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