NATOは対露制裁の年内維持を希望

ロシアを訪問したケリー米国務長官が明らかにする

 12日にロシア南部のソチ市を訪問したアメリカのジョン・ケリー国務長官は、対ロシア経済制裁を維持することはアメリカ政府の目的ではないと述べた。発言は、トルコ・ベレク市で開催の北大西洋条約機構(NATO)の外相理事会に先立って行われた。

 ケリー国務長官によると、制裁はウクライナの平和を確保する上で重要な役割を果たすのだという。「我々は対ロシア制裁を望んでいないが、ウクライナの平和と停戦を確保するために必要である」とのケリー国務長官の言葉を、タス通信が伝えた。

 アメリカと欧州連合(EU)が制裁を解除する主な条件となるのは、ミンスク和平合意の完全な履行だという。「これらの合意が完全に実現されれば、アメリカとEUの制裁解除が始まることは明白である」と、ケリー国務長官はロシアのセルゲイ・ラブロフ外相との共同記者会見で述べた。

 ケリー国務長官はウラジーミル・プーチン大統領とも会談を行った。