日本企業、制裁下でもロシアの天然ガスプロジェクトへの融資希望

日本企業は「ヤマルLNG」プロジェクへの参加の関心があり、シェア獲得の可能性を検討している。独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)内の高官の発言をリアノーボスチ通信が匿名で報じた。

 ロシアの天然ガス生産販売企業「ノヴァテク」のプロジェクトの9%の株を取得することに日本の実業界は関心があるかという問いに対し、匿の高官は「たしかに日本企業はヤマルLNGプロジェクト参画に関心がある」と答えている。

 現在、「ヤマルLNG」プロジェクトは60%がノヴァテクに、残りは20%ずつ仏Total と中国の CNPCがシェアしている。ノヴァテクは9%の売却を希望。持ち株を減らしてもノヴァテクは支配権は渡さない意向。

 匿名の高官は、「JOGMECは独立法人である以上、対露制裁の手前、同プロジェクトへの直接投資は不可能。だが、我々は日本の民間企業への融資を行なう構え」と語っている。

 高官によれば、日本はエネルギー資源輸入の大半を頼る中東情勢の 不安定化から、ヤマルからのロシア産LNGの輸入に特に関心を寄せている。

 高官はリアノーボスチ通信の記者に対し、日本企業は他にもサハリン大陸棚でロスネフチが実現している「極東LNG」プロジェクトへ高い関心を寄せていることを明らかにしている。

*Sputnik日本より転載