三菱のカルーガ工場一時停止へ

日本の「三菱自動車」とフランスの「PSAプジョー・シトロエン」の合弁車両組立工場「PSMAルス」(ロシア・カルーガ州)は4月27日から7月10日まで、自動車生産を一時停止する。タス通信がこれを報じている。

 ロシア市場の困難な状況と、需要の落ち込みが今後も継続するとの予測から、一時的に「シトロエンC4」と「プジョー408」の生産を停止する。

 三菱のSUV「アウトランダー」および「パジェロスポーツ」の生産ラインも4月27日からの一時停止の対象となるが、5月12日には再開される。

「PSMAルス」は、約100人の従業員の臨時雇用契約を3月31日に終了すると発表。同時に、ロシアの長期計画を維持することも強調した。

 

外国メーカーの相次ぐ生産停止、縮小 

 ロシアの自動車市場の危機的状況により、多くの自動車メーカーは、自動車を割り引きして販売したり、生産停止期間中、従業員に給与の3分の2を支給しながら、週の労働時間を短縮したり、人員削減したりすることを余儀なくされている。アメリカの「フォード」とロシアの「ソレルス」の合弁会社「フォード・ソレルス」は今月、需要の落ち込みを理由に、フセボロジスク工場の「フォード・フォーカス」の減産を発表した。ドイツの「フォルクスワーゲン」のカルーガ工場は、従業員150人を削減し、5月から生産を3シフト制から2シフト制に変え、金曜日を非営業日とする。

 アメリカの「ゼネラルモーターズ」は18日、ロシアでの生産プロジェクトを無期停止すると発表。サンクトペテルブルク工場を6月に向けて一時停止し、ロシアの自動車大手「GAZ」グループに委託している生産も年内に中止する。ゼネラルモーターズの決定により、ロシア市場からは、オペル・ブランドとすべてのシボレー・ブランド量産モデルが消える。

 ロシアの自動車市場は2014年度、10.3%減の249万台(乗用車と小型商用車)まで縮小した。今年の売上高は24%減の189万台まで落ち込むと予想される。

 

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