ロシア議会上院:ネムツォフ殺害事件の捜査に関する欧州議会の決議は政治的

欧州議会がロシアの野党政治家ボリス・ネムツォフ氏が殺害された事件を捜査する決議を下したことは、問題の政治化であり、法的基盤を持たないことだ。木曜、ロシア議会上院国際委員会のコンスタンチン・コサチョフ議長が述べた。

 欧州議会はストラスブールの会議で、ネムツォフ殺害事件について国際捜査を行うことを求める決議を下した。

 「決議は純粋に政治的なもので、法的なものではない。もし法律の専門家が検討したなら、成立し得なかったものだ。しかし決議を作成したのは政治家だった。そして、その目的は極めて政治的なものだった。しかも、事件の悲劇性に鑑みると、極めて不適切に政治的なものだった」「純法的観点からは、決議は能う限り無意味、能う限り有害である」とコサチョフ氏。

 

*「ロシアの声」より転載 

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