フランス政府の決定により、「ウラジオストク」の乗員は17日から乗船できなくなった。理由は不明。
ロシアとフランスは2011年6月、ミストラル級強襲揚陸艦2隻の建造契約を締結。名称は「ウラジオストク」と「セヴァストーポリ」。2隻はフランスで建造され、ロシアに引き渡される予定だが、ウクライナ情勢と対ロシア制裁およびその対抗措置を背景に、フランス政府は引き渡しを決定できていない。
フランスの地元マスメディアによると、今回のできごとは「ウラジオストク」をめぐる、”外交バレエ”のエピソードの一つだという。
乗船が禁止されたものの、その履行を監視できるような特別な措置は講じられていない。
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