タス通信のインタビューでプーチン大統領は、G20の一部諸国がウクライナ問題の関連で対ロ制裁を導入したことに触れ、このようなやり方は国際関係上の慣行と相いれない、とした。
「有害な措置であり、むろんロシアにも損害が出た。しかし彼らにとっても有害なのだ。なぜなら、本質上、それは国際経済関係のシステムを破壊することだからだ。最終的にそのことが理解され、そして過去のものとなるよう、強く願う」と大統領。
プーチン大統領はまた、世界経済・世界金融は今日、先進国と途上国とを問わず、すべての国が相互に深く依存する、というあり方をしている、と指摘。そのために、今ある課題を解決し、困難を克服するためには、協力が必要だ、と強調した。しかし、閉鎖的な経済ブロックを創っても、それは世界経済を安定化させるどころか、ますます不安定にさせるばかりであり、このことは米国の立場に深く関係することである、とプーチン大統領。
*「ロシアの声」より転載
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