露中、サイバー安全保障合意を11月にも締結か

ロシアと中国は近い将来、国際情報安全保障の分野で協力合意を締結する可能性がある。こうした安全保障は信頼およびサイバー攻撃の被害の大規模な紛争への拡大防止措置。21日、コメルサント紙が報じた。

 ロシア大統領府に近い情報筋がコメンルサント紙に明らかにしたところによると、国際情報安全保障協力の二国間合意は11月10日、プーチン大統領がAPECサミット参加のために北京を訪問する際に署名される見込み。この情報については連邦役員2人が確証している。情報筋によると、サミット会期中にプーチン大統領、習国家主席によるサイバー安全保障についての初の共同声明が期待されている。

 サイバー安全保障合意が結ばれているのは現段階では露米間のみで2013年に締結されている。情報筋によると、露中間の合意は露米間のものより「規模は数段上」。モスクワでは10月15〜16日、露中情報安全保障懇談会の第2ラウンドが行なわれたばかり。双方はテロおよび犯罪目的での国の内務への干渉、主権侵害、社会秩序の侵害に関連した技術使用に共同で対抗していく構えを明らかにした。

 

*「ロシアの声」より転載 

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる