タス通信によれば、ショイグ国防相は「現代の諸条件下に置いては、生物化学兵器が使われる危険性が保たれている」と指摘した。
「イスラム国」の戦闘員らは、シリアとイラクにおいて、ますます新たな地域を奪取しつつある。
ショイグ国防相は、自らの懸念を表明する中で特に、シリアの首都ダマスカス郊外で化学兵器が使われ、欧米は「それはアサド政権の仕業だ」と一方的に断じ、同国でNATO作戦が開始される口実に、危うくなるところだった2013年の出来事に注意を促した。
しかし当時、ロシアの原則的立場のおかげで、そうした暴挙を避ける事ができた。国連の専門家らは、その後、シリア国内での化学兵器攻撃は、反政府側の仕業であったと結論付けている。
*「ロシアの声」より転載
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