日本政府は、ウラジーミル・プーチン大統領が日本を訪問した場合に結ばれる可能性のある、日本とロシアの新たな協定に、ウラジオストク近郊での石油精製工場の建設に関する項目を加えること検討している。
新潟市の篠田昭市長がイズベスチヤ紙に語ったところによると、当初は新潟県内に工場を建設する案があったが、採用されなかったという。「新潟にこのような工場が以前あったが、それを再建するのは非常に困難で高額になる。そのため、ウラジオストク近郊での工場建設案が検討されている」
石油精製工場が建設された場合、ロシア産石油の輸入に関する契約を日本がロシアと結ぶ可能性があるという。「石油価格について話すのは時期尚早だが、中国向けロシア産石油の1.5倍ほどになる可能性がある」
日本政府は現在、書類やロシアとの協定を作成しており、この中にはサハリンと北海道のパイプライン建設も含まれる可能性が高い。
篠田市長によると、石油精製工場に関心を示しているのは「JX日鉱日石エネルギー」、「出光興産」、「昭和シェル石油」の3社。
*記事全文(露語)
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