北朝鮮新外相が10日間のロシア訪問開始

先日、朝鮮民主主義人民共和国の外相に就任したばかりのリ・スヨン氏は30日より10日間の日程でモスクワ訪問を開始する。

 モスクワでリ・スヨン外相はラヴロフ外相と会談し、政治対話の活性化貿易経済相互関係などの二国間協力関係の切迫した問題を話し合うほか、朝鮮半島および北東アジア情勢、国際問題について意見を交換する。

   両外相は、巨大投資プロジェクトについて話し合い、ラジン港の積み替え複合施設の機能問題や、「北朝鮮の鉱物資源を得るかわりにロシアはプラントと資源を供給する」という公式に従い実現しうる新たなプログラムを検討する。会談を総括して、両外相は2015年から2016年の外務省間の交流計画に署名を行う。

   リ外相はラブロフ外相のほか、ユーリー・トゥルトゥネフ副首相兼極東連邦管区ロシア大統領全権代表、ニコライ・フョードロフ農業相、アレクサンドル・ガルシコ極東発展相とも会談を実施する。リ外相はモスクワのほか、アムール州、サハリン州、ハバロフスク地方、沿海地方を視察し、地域の指導部、議会代表者らと会談を行う。

 

*「ロシアの声」より転載 

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる