EU官報によれば、制裁対象となるのは「ロスネフチ」「トランスネフチ」「ガスプロムネフチ」「オボロンプロム」「統一航空機建設」「ウラルワゴンザヴォード」の各社。欧州の金融機関は今後、30日以上の期限で上記企業に貸し付けを行うことが禁じられる。加えて今回の制裁では、「コンツェルン・カラシニコフ」を含む9企業に、軍事利用の可能な商品の供給が禁じられた。またロシア議会下院の一部議員に対する制限もかけられた。
制裁はロシア国内の油田の新規開発が制限するものとなっている。EUはハイテク掘削機器のロシアへの供給を停止している。
対してロシア側は、メドヴェージェフ首相が「ロシアはこの制裁に即座に対応する」との声明を出した。一例として、外国便のロシア上空通過の制限が示唆された。そうなれば多くの西側航空会社が破産するだろう、と首相。
*「ロシアの声」より転載
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