ラブロフ外相、「ロシア兵士がウクライナに入っている」との説を否定

ロシアのセルゲイ・ラブロフ外相は、ロシア軍の兵士がウクライナに入っている、との説を「憶測」であるとした。

 モスクワで金曜開かれた記者会見で外相は、「このような憶測」は初めてのことではないが、ロシア側が事実を突きつけられたことは一度もない、と述べた。

   これに先立ちウクライナのピョートル・ポロシェンコ大統領は、「ドネツク州情勢の急激な悪化に関して」ウクライナ国家安全保障・国防評議会を緊急招集し、ウクライナにロシア兵が出現した、との声明を表した。西側メディアがNATO代表らの言葉として報じたところによれば、ウクライナ南部・東部にはロシア兵士が約1000人いるという。

   ラブロフ外相は、ウクライナで最近起こっている出来事の秘匿ということが、「米国・一部欧州諸国の立場に特徴的な性格と」なっている、との意見を表した。外相は、ロシアに対する非難は一度ならず挙げられてきた、と強調した。「我々はほとんど危機の最初から、我々が全てについて悪いのだ、との非難を受けてきた」と外相。

 

*「ロシアの声」より転載

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