プーチン「ロシアに軍事・領土的脅威なし」

ウラジーミル・プーチン大統領は、ロシア連邦安全保障会議の席で、「ロシアには今日、軍事的脅威、主権および領土の一体性の脅威はない」と述べた。

 「世界の戦略的勢力バランスの保証」とプーチン大統領。

 またロシアは「国際法およびパートナーに対する自国の義務を厳格に守っている」と述べた。他の国もロシアの利益をふまえ、争議を法的手段で解決すると期待している。

 

民主主義の解釈について

 プーチン大統領は、一部国家における、民主主義の解釈を批判。

 自国の目的を達成するために、個別の国が「国際舞台で具体的な闘いのメカニズムを利用している」。「経済分野でも政治分野でも」とプーチン大統領。

 「そのために特別な部門が活動し、最新式の情報・通信技術、組織の”お付き”のチャンネル、いわゆるソフトパワーのメカニズムを使っている」という。

 

「色の革命」のシナリオは機能しない

 外部からの状況に揺さぶりをかけようとする試みはあるものの、「色の革命」のシナリオはロシアで機能しないと、プーチン大統領は自信を持って述べた。

 「ロシアに対して正面からこのような方法で向かってきても進まない」

 ロシアを国際舞台でより”従順に”するために、社会・政治状況を揺さぶろうとする試み、脆弱な場所に打撃を与えようとする試みが、外部から行われており、今後も行われ続けるという。

 

*元記事(露語)

もっと読む: プーチン大統領:マレーシア機墜落の責任はウクライナにある >>>

https://cdni.rbth.com/rbthmedia/images/web/br-rbth/images/2014-04/extra/56.jpg

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる