ロシア、ウクライナ、フランス、ドイツ ウクライナの停戦条件について合意

ロシア、ウクライナ、フランス、ドイツの外相は、ウクライナ南部・東部の停戦に関する一連の条件について合意した。

 ベルリンで2日、ロシアのラブロフ外相、ウクライナのクリムキン外相、フランスのファビウス外相、ドイツのシュタンマイアー外相が会談した。外相らは、欧州安全保障協力機構(OSCE)の監視員が実施状況を監視しているウクライナでの停戦に関する紛争当事者間の話し合いを7月5日までに再開する必要があると発表した。また外相らは、長期的な停戦の条件を策定するためのコンタクト・グループの召集を呼びかけた。

 ラブロフ外相は、紛争の当事者双方が協議に参加した場合、長期的な停戦が達成される可能性があると強調した。またラブロフ外相は、ロシアのプーチン大統領がロシアとウクライナの国境にある検問所へ、OSCEの監視員を配置することを提案したことについて言及した。

  ウクライナ南部・東部での戦闘行為は、収まる気配を見せていない。ウクライナ軍は2日夜、ドネツク州クラマトルスクへの集中砲撃を再開した。町を防衛する人々は、ウクライナ軍がクラスター爆弾を使用している可能性を除外していない。

   ルガンスクでも緊張が続いている。ルガンスクでは2日、空爆で少なくとも一般市民10人が死亡した。なお、キエフ政権は砲撃の事実を否定している。

 

*「ロシアの声」より転載 

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