プーチン大統領、黒海艦隊に関するウクライナとの合意を廃棄へ

プーチン大統領は、ロシア黒海艦隊に関して露ウクライナ間で締結された4つの合意の廃棄についての法律に署名を行った。2日、露大統領府広報部が明らかにした。

 書面には、同法はその公式発表の日をもって発効すると明記されている。内容は、露ウクライナが1997年5月28日以降の黒海艦隊部の規模について定めた合意、および197年5月28日以降の黒海艦隊のウクライナ領内の滞在の地位と条件について定めた合意の廃棄通告。

   このほか、1997年5月28日以降、黒海艦隊部隊と艦隊がウクライナ領内に滞在することに関する相互計算の合意および、2010年4月21日以降、艦隊がウクライナ領に滞在することに関する、いわゆるハリコフ合意も廃棄される。

   3月28日、プーチン大統領は下院(国家会議)に対し、これらの合意の廃棄についての法案を提出していた。法案は31日、全会一致で下院を通過し、4月1日、上院(連邦会議)でも承認された。

 

ロシアの声」より転載

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