東スラブ民話の「雪娘」の起源はかなり古い。オストロフスキー、L・ウクラインスカ、A・フェートなど、19-20世紀の作家らが易しい文学作品に仕立て、バレエ、オペラも創られてきたが、ミュージカル化されたのは今回が初めて。
ロシアの子どもたちが外国の昔話、ミュージカルにより親しむようになった昨今、ミュージカル制作側は自国の文化の素晴らしさを再度見直し、今の言葉で子どもたちに分かりやすく語りかけたいと意気込む。
ミュージカルの台本は多くのロシア語のミュージカルを手がけるアレクセイ・コルトネフ。作曲はスピヴァコフ基金の薫陶を受けた若手のアンドレイ・ズベツ、演出は女優のナターリヤ・ゴンチャロヴァ。俳優陣はNGMCシネマの気鋭で、プロジェクト「ゴーラス(声)」にも参加したエリナ・チャガもその一人。
会場はドーム・キノ(映画会館)のホワイトホール。
ミュージカルの公式サイトはこちら
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。