日本食レストラン向けの食品偽装

ロストフ・ナ・ドヌ市の食品会社「アズブカ」に警察の捜査が入った。ロシア連邦内務省がこれを伝えている。この会社は、トビコ、醤油、天ぷら粉などの伝統的な日本の食材を偽装していた。例えば、ニシンやカラフトシシャモの卵を着色してトビコと偽装。

 偽装食品は、管理下にある業者を通じて、大手小売業者、卸売業者、その他日本食レストランや寿司バーのチェーン店に販売されていた。

 警察は「アズブカ」の倉庫で、偽装トビコ4トン以上を押収。さらに偽装食材を購入していた、モスクワ、サンクトペテルブルク、クラスノダル、サマーラの買い手企業も捜査した。押収量は計12トン以上となった。

 モスクワでは昨年、日本食レストランの大規模な検査が行われ、衛生基準の違反が見つかった50店以上について、ロシア連邦消費者権利擁護・福祉分野監督庁が報告を行っていた。

 

元記事

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる