ヴァレンチナ・マトヴィエンコ上院議長は、投票後にこう話した。「作業が完了したとは考えていない。法案が可決されたことで我々は一層アカデミーの改革に関与し、改革の障害となるものを明らかにし、共に修正していかなければならない」。
一方で、ロシア科学アカデミーの改革反対派の研究者グループは、改革の停止を求めたアカデミーの労働組合の要望書を、ウラジーミル・プーチン大統領の受付窓口に手渡した。この要望書には、12万人以上の署名があるという。
ロシア連邦教育・科学省が、大規模な改革について発表したのは6月末。ロシア下院(国家会議)の第1読会で改革法案が可決された後、プーチン大統領は科学アカデミーや科学協会の代表らと会談し、法案に独自の修正を行って、議員らにそれを考慮に入れるよう頼んだ。第3読会で法案が可決されたのは9月18日。
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