「カムチャッカは日中韓に目を向けるべき」

環太平洋諸国はカムチャッカに地理的に近く、その観光資源に対して高い関心を持っているため、カムチャッカは関心と需要に応えなければならない。ウラジーミル・イリュヒン・カムチャッカ地方知事がこのような見解を述べた。

 現在カムチャッカを訪れる旅行者の35%を、日本人が占めていることに注目した。「日本側にはその旅行者を年間1万人まで増やす用意がある」。

 ロシアの中央連邦管区からの航空券の価格は高額なため、ロシア人はなかなか旅行に訪れることができない。だが韓国、日本、中国であれば地理的に近いため、安定的な旅行者の流れを確保できると考えている。さらに、これらの国の旅行会社が、カムチャッカ地方のプレゼンテーションに最大の関心を示したという。

 カムチャッカは毎年、世界を一周するクルーズ客船を10隻弱受け入れているため、その停泊期間を通常の1日から、2~3日まで伸ばすための条件を整備しなければならないとイリュヒン知事は考える。

 日本の経済界には、カムチャッカの観光インフラ整備に資金を投じる用意があるのだという。イリュヒン知事はさらに、カムチャッカに日本のホテルやレストランのチェーンを建設したいと考えている日本の投資家と、今月末にモスクワで会談することも明らかにした。