日本側が今回の訪問に何を期待しているのかについて、日本内閣府は明らかにしていない。だがアナリストによれば、この訪問が南クリル問題に関する日本とロシアの対話への、新たな弾みとなるという。
今回の訪問は、南クリル・ビザなし交流の一環として行われている。この交流用に建造された特別な「えとぴりか」船の航行には、内閣府の関係者の代表団が、山本沖北相に同行している。
山本沖北相が国後島に滞在するのは1日。「沖北相は地元の行政の代表や島民に面会し、日本人墓地を訪ねる」との日本側の言葉をタス通信は伝えている。山本沖北相はこの他にも、島のインフラや道路の状態を確認する。
20日夜に国後島から択捉島へ移動し、国後島と同様、ここでも地元の行政の代表や島民と会い、日本人墓地を訪ねる。根室に戻るのは月曜日。
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