サハリン東岸に初めてコククジラ現る

サハリン島の東岸に、絶滅が危ぶまれレッド・ブックにも記載されているコククジラが初めて現れた。発見したのは、乱獲から海洋生物を守るフィールド・チーム「環境ウォッチ」のメンバー達。

 彼らは、数時間にわたり、ボート上と岸辺からコククジラを観察した。「環境ウォッチ・サハリン」のリーダー、ドミトリイ・リスィツィン氏は「現れたのは、大人のコククジラでかなり大型。身体の左側に巨大な白点があり、呼吸穴から頭まで胴体前部の表面が非常に明るい灰色をしている」と報告した。

 コククジラの棲息地は、サハリン島北東のポルトゥン及びチャイヴォ湾に隣接する「ヴォストーチヌイ」禁猟区の北200キロから300キロの海域だ。コククジラは、レッド・ブックの中でも、絶滅の恐れがあるカテゴリー1として登録され、東アジア沿岸の個体群は、約120頭程度に過ぎないと見られている。

 

(「ロシアの声」より転載)