作業の依頼主は、チェリャビンスク州の捜索・救助局。競争入札の参加申請の締め切りは8月19日。入札は8月23日に実施される。
落札者は、直径0.3~1メートル、最大重量600キロの楕円形の隕石を、水深16メートル以上の深さから引き上げなくてはならない。湖の底は3~6メートルの軟泥層から成り立っている。隕石の引上げ作業には、チェリャビンスク州の予算から300万ルーブルが拠出されるという。
2月15日、チェリャビンスク近郊に隕石が落下した。大きな火球が時速6万4000キロで地球の大気圏に突入し、地上から19~24キロのウラル上空で爆破した。米航空宇宙局(NASA)の推定によると、爆発威力は300~500キロトンだった。
(「ロシアの声」より転載)
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