フォーブス誌は、米国の出生率はその昔、ロシアより75パーセント高かったと指摘し、両国の出生率が急速に近づいたことは驚きに値すると強調した。
ロシアでは2008年から出生率が約10パーセント上昇し、米国では約9パーセント低下した。ロシア経済は危機に陥っていたため、これは一見おかしく思われるが、ロシアは他の国よりも早く危機を克服したほか、ロシアの失業率は低く、平均給与も十分に高い。だが、これらに関する米国の状況はロシアよりも悪い。
米疾病管理予防センターの報告書では、近いうちにロシアの出生率は低下すると指摘されている。ロシアが政治的に困難な状況にあった1990年代に生まれた世代が出産可能な年齢になるため、ロシアでは出生率が低下するとの見方が示された。
(「ロシアの声」より転載)
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