「プロトン-M 」打ち上げ失敗 原因はエンジンの故障

バイコヌール宇宙基地のスペシャリストらの見立てでは、7月2日の「プロトン-M」打ち上げ失敗の原因として最も有力なのは、エンジン部分の故障である。3日、バイコヌールでの取材に基づきインターファクス通信が伝えた。

 スタート台を出た直後にロケットが異常な飛行を見せたことが、それを物語っている。平衡を回復する努力がなされたが、のち、打上げロケットが可能な限り「空っぽ」の常態で墜落するよう、加速装置からの切り離しプログラムに移った。
    地元治安当局によれば、墜落現場付近の土壌のガス汚染度合いの測定、またガス除去作業は、既に完了している。

 

(「ロシアの声」より転載)

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