フォーラムの参加者は6月21日、「ヨ・モビリ」を初めて目にした。このプロジェクトの投資家かつ支持者であるプロホロフ氏は、サンクトペテルブルク市中心部に位置する5つ星ホテル「グランド・ホテル・ヨーロッパ」を出てヨ・モビリに乗り込むと、そのままフォーラムの会場に向った。「これまで乗った中でも最高の自動車」と、車の窓を開けて記者団に話した。
プロホロフ氏の広報担当者タチヤナ・コソボコワ氏は前日、プロホロフ氏がヨ・モビリでフォーラムに行き、さらに会場周辺をドライブすると伝えていた。モスクワでは来月初め、ヨ・モビリの正式な発表会と試乗会が行われる。
ヨ・モビリはロシア製ハイブリッドカーで、エンジンはガソリンと天然ガスで作動する。ベラルーシの自動車メーカー「ヤロヴィト・モータース」と、プロホロフ氏の民間投資基金「統合輸出入(ONEKSIM)」が共同で開発した。イズベスチャ紙によると、モスクワ南東部マリイノ地区にあるヨ・モビリの量産工場はすでに完工しており、来年にかけて必要な設備すべてが導入され、来年後半には量産が始まるという。
ロシア・ビヨンドのニュースレター
の配信を申し込む
今週のベストストーリーを直接受信します。