復元された記念碑には、新技術を用いた保存処理が施される。実験として、すでに複数の彫刻にナノテクノロジーによって実現した特別の塗料が塗られた。
モスクワ文化遺産局のキボフスキー局長によると、凱旋アーチの馬の彫刻などが復元される。この彫刻は特別な素材で作られており、腐食が激しく、特別の塗料で保護しなければ内部から崩壊し始めるという。局長は、古い記念碑を作り直して正確に復元する動きは、ローマなどの世界中でみられていると指摘した。記念碑のオリジナルが、特別の囲いなどで保護されて復元された記念碑の隣に設置されることもある。
伝えられたところによると、モスクワで一番古い記念碑は、赤の広場にあるミーニンとポジャルスキーの 記念碑(1818年)。
(「ロシアの声」より転載)
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