ホロシャヴィン知事はプレゼンテーションの中で、次のように語った。
「ロシアは、理念の実現の端緒として、ロシアから日本に<エネルギーの橋>をかける、という形を提案する。そのためには、サハリンに新たなエネルギー施設を稼動させる必要がある。すなわち、出力360メガバイトのサハリン第2発電所(GRES2)を建設し、可能であればその規模をさらに高める。また4ブロックからなるユジノサハリンスク第1熱電併給施設を早期に稼動させる。さらにノグリンスク・ガスタービン発電所を近代化する。そして高圧電線、変電所を建設する。以上のことが必要だ」
「第1段階として、2020年までに、サハリンから日本に0.5から0.6ギガバイトの電力を送る設備が整えられる。第2・第3段階では、送電の規模が2から4ギガバイトに拡大される。プロジェクトの実現には、サハリンからラペルス海峡を通って日本にいたる海底ケーブルを敷設することが不可欠である。また、変電・送電施設が北海道にも建設されねばならない」
「こうしたことのためには、日本側の協力がぜひとも必要である」
(「ロシアの声」より転載)
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