現在、チトー氏が設立したインスピレーション・マーズ財団が、火星への往復飛行に使用される宇宙船「ドラゴン」の改良に取り組んでいる。チトー氏の構想によると、有人火星ミッションに参加する乗組員は、男女1人ずつの夫婦が望ましいという。NASAの試算によると、火星への往復飛行にかかる日数は501日。宇宙飛行士たちは、過酷な条件の中で2人きりで時間を過ごす。
チトー氏によると、宇宙船は火星に着陸はせず、火星から10万キロ以内を飛行し、重力アシストを利用して地球に帰還する。
打ち上げは、火星が地球に接近する2018年1月5日に予定されている。その次の接近は、2031年となる。
(「ロシアの声」より転載)
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