ロシアに新型砕氷船現る

サンクトペテルブルクでロシアの新式砕氷船の命名式が厳かに行われた。船は伝説の航海士ヴィトゥス・ベーリングの名を戴いた。1728年、アジアと北米を隔てる海が開かれた。式典にはロシアのウラジーミル・プーチン大統領も参加した。

 ロシアは太平洋北部の石油産地を旺盛に開発している。この海域にはロシアのボーリング・プラットフォームが10基ある。この海域で作業に従事する石油採掘業者および水兵は、しばしば氷にまつわる複雑な環境に直面する。砕氷船「ヴィトゥス・ベーリング」はサハリン島地域で活動する3隻の砕氷船のうち1隻めである。船は1,7mの厚さの氷を砕くことが出来る。命名式に臨席したウラジーミル・プーチン大統領は、砕氷船「ヴィトゥス・ベーリング」は世界最高のハイテク砕氷船のひとつである、と述べた。

(「ロシアの声」より転載)

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