ロシア映画界きっての美女10選(写真特集)

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ロシア・ビヨンド
美しく、そして映画界で大いに活躍してきた女性たちをご紹介しよう。

ユリア・スニギル

 印象深い役を多く演じてきた女優だ。『ダイ・ハード』シリーズのラスト作、さらにパオロ・ソレンティーノ監督の話題作ドラマ『ニュー・ポープ 悩める新教皇』にも出演したことで、西側映画界でもその名を知らしめた。最近では『巨匠とマルガリータ』で主演を務めて注目を集め、パートナー役を実際の夫であるエフゲニー・ツィガノフが演じたことも話題を呼んだ。

アンナ・チポフスカヤ

 出演作は多いが、現在の名声に繋がったのは2013年のドラマ『雪解け』への出演だった。その美貌もさることながら、セクシーなハスキー気味のボイスも視聴者の印象に残った。歌手としても、Nirvanaの『My Girl』をカバーして好評を博した。

ユリヤ・ペレシルド

 美しいブロンドのペレシルドは、主演作品が多く、ロシアのトップクラス女優としての地位を確固たるものにしている。しかも、映画『挑戦』の撮影のために、彼女は初めて宇宙へ飛んだ女優となった。そんな彼女に追いつこうとしているのが、ほかならぬ彼女の娘、15歳のアンナ・ペレシルド。超話題作となったドラマシリーズ『The Boy's Word: Blood On The Asphalt』に出演したことで、彼女もまたロシアの視聴者に強い印象を残した。

クリスティーナ・アスムス

 アスムスは長編ドラマシリーズ『インターンズ』(『Scrubs〜恋のお騒がせ病棟』のロシアバージョン)で無邪気な若い女の子の役を演じて有名になった。同じ頃、彼女は男性向け雑誌の過激な撮影にも挑んでいる。2019年には映画『テキスト』で重要なキャラを演じ、作中の赤裸々なシーンは今でもロシア語圏インターネットで話題になり続けている。

アグラヤ・タラソワ

 女優クセニヤ・ラポポルトを母にもつ美貌のタラソワは、あのダーレン・アロノフスキーと4年近く交際した(もっとも、彼の作品には出演していない)。多くのドラマに出演したほか、スポーツ映画『Ice』や戦争映画『Air』で重要な役を演じて名を挙げた。

アレクサンドラ・ボルティチ

 ブロンドの天使の風貌ながら、ロシア映画界でもっともロックな女優がボルティチだろう。『VIKING バイキング 誇り高き戦士たち』に出演してダニーラ・コズロフスキーと露骨なシーンを演じ、ドラマ『ルブリョフカの警察官』にも出演して、スターの地位を確保した。ボルティチは多様なジャンルの映画に出演しているが、自分の容姿も大胆にいじっている。映画『痩せる私』出演時には、驚きの短期間で20kg近い増量と減量を行ってみせた。

パウリナ・アンドレーエワ

 印象深い容姿が特徴的な、ロシア映画界で最も「異質な」女優と言えるだろう。夫は映画監督のフョードル・ボンダルチュク。エロティック・スリラー『Locust』で名を挙げ、推理ドラマ『The Method』では主演も務めた。寡作の女優だが、出演作ではいずれも知的かつ奥深い演技を披露している。現在は、脚本家にも挑戦中。

スヴェトラーナ・ホドチェンコワ

 最も美しくセクシーな女優ランキングの上位常連となって久しく、いまだその地位をキープしているブロンド美女優。デビュー作となった『女性を祝福して』で早くも多くのファンを得た。現在は、『Brief Guide To A Happy Life』(『セックス・アンド・ザ・シティ』に対するロシアのアンサー作品)、推理ドラマ『ラヴロワ・メソッド』、スリラードラマ『セクト』など、数々のドラマ作品への出演が印象深い。シンディー・クロフォードを彷彿とさせる、口元のホクロがチャームポイントの1つだ。

リュボフィ・アクショノワ

 アクショノワの初めての大きな役は、映画『Short Stories』のエピソードの1つ。作中彼女が演じたのは、とある男性の浅はかな愛人で、彼をひどく退屈させてしまうという役柄だった。現在のアクショノワは、大規模メディアミックスとなったスーパーヒーローシリーズ『グロム少佐』のスターであり、他にも『Theチョルキ』や『Exes』などの良質なロシア製ドラマなどで活躍している。

ダリヤ・モロズ

 2019年のドラマシリーズ『Gold Diggers』は、モロズのセクシーな輝きを遺憾なく発揮させた。ベッドシーンの魅力は、監督を務めたのが元夫のコンスタンチン・ボゴモーロフだったことも一因だ。モロズ自身も2023年にエロティックなシリーズ『セックス ビフォー&アフター』で監督デビューを果たしている。