国際的なオーディション番組「ゴット・タレント」でパフォーマンスを披露する驚くべき10人のロシア人(動画)

Kira Lisitskaya, Talent Recap, Talent Recap UK, Popcorn/youtube.com
 ヤクート人が奏でる現代的民族音楽、信じられないブリヤート人のコントーション、シベリア人の燃えるような踊りがヨーロッパやアメリカの「ゴット・タレント」で視聴者の心をつかんだ。

1. 2人組の踊り

 モスクワ出身のパヴェルは、2021年の夏にアメリカのゴット・タレントに出場した際、妻と一緒に演技する予定だったが、不運なことに彼女は飛行機に乗り遅れた。彼がこのことを告げたとき、審査員たちは少しがっかりしたが、彼は単独での演技をさせてくれないか申し出た。そしてマネキンのダンスを披露し審査員たちを驚かせたのである。それは、一見したところ、パートナーと2人で踊っているように見えるが、実際にはパヴェル1人が踊っているというものである。

 「彼が自分はエンターテイナーと言ったことは嘘ではなかった。わたしもとても楽しませてもらい、彼の演技にくぎ付けになった」と動画を見た人たちはコメントしている。

 また、別の人は、「AGT(America’s Got Talent)始まって以来最高に独創的で、楽しい演技だった」と評した。

2. この世のものとは思えないアクロバティックな4人組

 4人組のブリヤート人が2017年のイギリスのゴット・タレントで驚くべきアクロバティック・パフォーマンスを披露した。このアンガラ・コントーション・グループはシルク・ド・ソレイユのパフォーマーでもあり、母国ではとても有名な4人である。彼女らの信じがたいほどの体の柔らかさは人間の肉体の限界を超えている。

3. ヤクートの民族音楽 

 ヤクートの民族音楽を聴いたことがあるだろうか?オレナ・ウウトリは2018年のイギリスのゴット・タレントで、地球上最寒の地の純粋な民族音楽を披露し、審査員と視聴者の心をつかんだ。彼は、鳥のさえずりから馬のいななきまでさまざまな自然界の音を現代的なリズムにのせて披露した。彼女の出す音にはただただ驚かされるばかりだ。

4. 光の中の踊り

 シベリア、トムスク出身のダンスチームUDI(ユーリ、デニス、イゴールの頭文字をとって名付けられた)は、ロシア、ウクライナ、イギリス、イスラエルの国際的なオーディション大会に出場して最終選考まで残った。2018年にアメリカのゴット・タレントでは、情熱的な踊りで光と影の対比を物語にして表現した。

5. 自然の音

 2019年のイギリスのゴット・タレントの審査員たちは、演者の名を発音するのに苦労した。しかし、観客は彼の驚くべき声に魅せられた。ゲンナディ・トカチェンコ-パピズィルは世界中の「ゴット・タレント」に参加したロシア人ミュージシャンで、ドイツとグルジアの大会ではゴールデン・ブザーを獲得した。彼の声は、民族音楽のメロディーのやまびこを思い起こさせる。

 「彼の声を聴くと必ず鳥肌がたつ」と視聴者はコメントしている。

 別の視聴者は彼の演技を「宇宙からの清らかなインスピレーション」だと書いている。あなたはどう思いますか?

6. 綱渡り

 ダニイル・カルツキンとワレンチン・チェトヴェルキンはロシアでもっとも有名な2人組の綱渡り演者だ。彼らは、体操競技のヨーロッパと世界のチャンピオンで、世界サーカス・フェスティバルにも参加した。2019年のイギリスのゴット・タレントでの彼らの演技を見てみてほしい。

7. 宇宙からのヴォカリーズ

 エカテリーナ・シェレノワはプロのオペラ歌手である。カリーニングラード生まれの彼女は、現在ミラノに住んでおり、クラッシック音楽と現代音楽に携わっている。2021年にイタリアのゴット・タレントに参加すると、審査員たちは彼女の声に衝撃を受けた。彼女が披露したのは、極北の民族音楽をベースにした即興演奏だった。

 「初めの数秒で私は別世界に連れていかれたかのようだった」。―彼女の演奏についてこのようなコメントが投稿された。

8. ドッグ・ショー

 サンクトペテルブルク出身のディアナ・ヴェジャシュキナは歌も踊りもしないが、5匹の小さなダックスフンドとのパフォーマンスを見せてくれる。彼女が投稿したYouTube動画は数百万もの再生回数を記録した。この種類の犬とかかわったことのある人は、彼らの訓練が大変なことを知っているが、彼女は一度に5匹の犬を操る。

 YouTubeのコメントには、「5匹のダックスフンドを操れる彼女なら、クロコダイルに歌を唄わせることも出来るだろう」などというものもある。

9.「典型的なロシア人」が歌うオペラ

 酒類の倉庫で働くこの男性が素晴らしい声でオペラを歌うなんて信じられるだろうか。ロシア出身のアレクセイ・グゼフは、現在グラスゴーに住む「典型的なロシア人」(彼自身がサイモン・コーウェルにこんなジョークを飛ばした)で、自分の才能を披露しようと2020年のイギリスのゴット・タレントに参加した。

10. カフカスの踊り 

 ロヴザルというチェチェンの10代のメンバーからなるダンス・バンドが2017年のポーランドのゴット・タレントに参加した。このリズム豊かな伝統的な踊りは、とても難しく、体力も要する。彼らの動きを見てみてほしい。とても高度な踊りである。

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