世界に展開する家具量販店IKEAの玩具コレクションに、サンクトペテルブルクの9歳の男の子、サヴァくんが描いたぬいぐるみが新たに登場する。IKEAの公式サイトで明らかになった。
IKEAでは毎年、ぬいぐるみのアイデアとなる作品を募集するコンクールが開かれている。世界中から応募された作品の中からより良いものを選び、それを基にぬいぐるみを作り、世界中で販売している。
サヴァくんは中折れ帽を被った犬魚姫を描いた。サヴァくんによれば、災難に見舞われた人や動物を助けてくれる善良なヒーローだという。
テレビ局「サンクトペテルブルク」の番組では、「僕は絵を描くのが大好きで、いろんなストーリーを考えるんです。それでちょっと変わった犬のアイデアが頭に浮かんだので、それをコンクールに出してみようと思ったんです」 というサヴァくんの言葉が紹介されている。
コンクールでは、サヴァくんの他、アメリカ、カナダ、リトアニア、ポーランドの子どもたちの描いた作品が入賞した。
Afisha Daily がIKEAの広報からの情報として伝えたところによれば、犬魚姫を含め、子どもたちの作品を基にしたぬいぐるみシリーズは、世界中のIKEAで、2021年の9月に発売される。売上金は「子どもたちの遊びの権利」を推し進める慈善プロジェクトに送られる。