これら2つの言葉そのものが祝日の象徴だと言っていいだろう。ロシア人にとって、典型的な祝日のセットといえば「白い」飲物とキャビアだ。黒いキャビアなら最高だが、赤いイクラでも十分で、こちらの方がより安く手に入る。いずれもロシアのどの食料品店で購入できるが、ある種、特別な雰囲気を醸し出してくれる。シャンパンほどではないが。
冬の贈り物としてこれ以上に相応しいものがあるだろうか?ロシアの伝統的な帽子はどんなおしゃれな服装にも合う。Amazonでスタイリッシュなものが買えるが、楽天でならソ連時代風のものも手に入る。
旅行がしたくてたまらない?それなら家に飾ることができるミニチュアのクレムリンや聖ワシリー寺院を買えばいい。LEGOでこれらを作れば、休み中のいい楽しみになるのでは。Amazonでこのセットを購入できる。他にも色々あるのでチェックしてみて。
我々ロシア人は、本が最高の贈り物だと考えてきた。そして何を贈ればいいか分からないときには必ず文学を選んだものだ。幸運にも多くのロシア文学が日本語に翻訳されている。
陶器の人形、皿、お茶セットなども最高の贈り物だ。ロシア最古の歴史ある工場のひとつ、インペリアル・ポーセリンは様々なテーマの陶器を作っているが、もっとも興味深い分野のひとつが、ボリシェヴィキ革命の時代のプロパガンダ陶器だ。マレーヴィチの絵が描かれたカップが欲しい?もちろん、簡単に手に入れることができる。この会社は世界中に販売ルートがある。あなたの近くにあるお店を探しならこちらからどうぞ。
(本以外で)最高の贈り物と言ったら、手作りのものだ。自分で作ったロシア料理をふるまったときの友人たちの顔を想像出来るだろうか?イチ押しは、「毛皮を着たニシン」か「ロシアサラダ」(ロシア人はオリヴィエ・サラダと呼ぶ)であるが、他のどんなロシア料理でも喜ばれるだろう。ヒントが必要ならロシア料理のセクションをチェックして見て。
今年ぴったりの贈り物はといえば、フェイスマスク。普通のマスクにはもう飽きたなら、ロシアのマトリョーシカ人形、かわいいクマなどがデザインされたマスクはどう?ここには、素敵なデザインのものがあり、世界中に送ってくれる。
新年に、ロシアの子供たちはお菓子をたくさんもらう。そして好みのチョコレートの味というものは、生涯にわたってこの祝日を連想させるものとなる。赤い十月、ババエフスキー、クルプスカヤなどの工場で作られたチョコレートが人気で、世界中のロシアショップで手に入る。
どのお菓子を選んだらいいのか迷っている場合、こちらのリストをご参考に。
ソ連時代、新年には、みかんの香り、そして母や祖母が大事な祝日のときしか使わなかった香水の匂いがした。赤いモスクワは象徴的な香りでとても興味深いものだ。
ネットフリックスのサブスクはロシアと関係ないものであってももちろん良い贈り物だが、新作の面白いロシアの映画やTVシリーズのものだとさらに印象付けることが出来る。ネットフリックスで観れるロシア映画のリストはこちらにあるが、「湖へ」を見逃さないで。モスクワをおそったパンデミックを描いたTVシリーズで、スティーブン・キングもオススメだ。
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