連邦旅客会社(FPK)と「トランスマシホールディング」が、モスクワのパヴェレツカヤ駅広場で、さらに快適さを増した新たな開放寝台車のコンセプトを発表したと、タス通信が伝えた。
それによると、新たな寝台は従来のものより11%広くなり、幅は28㌢、長さは73㌢拡大される。列車内の寝台部分も10%広がり、荷物の収納スペースも14%増大する。
車両にはシャワーブースが据え付けられ、空気と水の除菌システムが設置される他、各寝台がカーテンで仕切られる。また車両には分別ゴミ箱が設けられ、ペットの持ち込みに関する条件も改良されるとのこと。
ロシア鉄道のドミトリー・ぺゴフ副社長は、新たな開放寝台車両は2021年の下半期にも鉄道ネットワークに組み込まれる可能性があると述べている。