ザハ・ハディド建築事務所が設計するモスクワの新しい地下鉄駅

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ロシア・ビヨンド
 世界的に知られるザハ・ハディド建築事務所が現在建設中のモスクワ地下鉄、新「ボリシャヤ・コリツェヴァヤ線」(外環状線)の駅の設計の入札に参加し、1つの駅の設計権を獲得した。

 モスクワのセルゲイ・ソビャニン市長が、この駅の仮称は「クリョノヴィ・ブリヴァ―ル2」(メープル通り2)であり、2023年までに南部にあるコローメンスコエ公園博物館近くにお目見えする予定だと発表した。

 駅の上階ホールは自然光をたくさん取り込めるよう透明になっている。「駅は優美でエレガントなものになるだろう。駅の重要な要素となるのは、我々の気候に不足している光である」とソビャニン市長は指摘する。

 モスクワには個人の邸宅 ドミオン・タワーなどザハ・ハディド建築事務所が設計した建物がいくつかある。事務所は今後さらに、モスクワ地方にスマートシティ、エカテリンブルクにコンサートホール、黒海沿岸に未来的な建築群を設計する予定だ。