2020年3月16日のコロナウイルスの拡散に関連して、モスクワ市長セルゲイ・ソビャニンは、50人以上が関与する全ての公開イベントをキャンセルする法令を発表した。翌日、ロシア連邦文化大臣オルガ・リュビモバは、ロシア全土の機関の多くを閉鎖する命令も出した。閉鎖されたものは次の通りだ。
博物館・美術館
ロシアの主要な博物館は訪問客に対する閉鎖をすでに発表している。それらの中には以下の場所が含まれる。
- トレチャコフ美術館
- プーシキン美術館
- 武器庫
- エルミタージュ美術館
- ペテルゴフ宮殿
これらの博物館は4月10〜12日まで観覧を一時停止する。幸いにも、ほとんどの博物館はすでに訪問者向けのオンラインプログラムを開発している。それらのいくつかについては、こちらをご覧ください。
劇場
ロシアの劇場での公演も4月10日までキャンセルされる。この一部はリハーサルを継続しているが、リハーサルには50人までしか参加できない。
- ボリショイ劇場
- マールイ劇場
- ソヴレメンニク劇場
- イェヴゲニー・ヴァフタンゴフ劇場
- マリインスキー劇場
- ミハイロフスキー劇場
サーカス・動物園
ロシアの全てのサーカスと博物館のチケットのお金は返金される。それらの中に含まれるのは以下の場所だ。
- ヴェルナツキー通りのボリショイサーカス
- モスクワ動物園
同時に、動物園は鳥類の飼育場所からのストリーミングを公開している。
大学・学校
ロシアの全ての大学は遠隔教育に切り替えている。学校は3月23日から4月12日まで閉鎖されている。オンラインになった大学は以下の通りだ。
- モスクワ国立大学
- ロシア国立研究大学経済高等学院
- サンクトペテルブルグ国立大学
- モスクワ物理技術研究院
レストラン・映画館
3月18日以降、モスクワレストランの一部は閉鎖されている、とRBCは報じている。その中で最も有名なもの、例えば、カフェ「プーシキン」は、宅配サービスを行っている。
映画館も公開を大幅にキャンセルしている。同時に、一部の映画館、例えばアルバート通りの「オクチャブリ」では、チケットを販売し続けているものの、上映回ごとに50枚しか販売していない。