ロシアの美しいモデルたち(写真特集)

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 以下に紹介するモデルたちは、学業を続けながら、アルマーニ、ドルチェ&ガッバーナ、プラダなどのファッションショーに出演し、自由な時間があるとスポーツを楽しんだり、個展を開いたり、ヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルになるのを夢見たりしている。

1. アナスタシヤ・チェルカソワ、19歳

アナスタシヤ・チェルカソワ

 アナスタシヤはチュメニ(モスクワから2,100キロ)に住んでいた。幼い頃からスキーをしており、スポーツの大会でスカウトされ、オーディションに誘われた。しかしそのときアナスタシヤはわずか13歳。身長は164センチでモデルになるには身長が足りなかった。再び声がかかったのは2年後。本人曰く、2年で10センチ身長が伸び、エージェンシーはすぐに契約を結んだ。

 以来、プラダ、ジョン・ガリアーノ、ラコステなどのブランドのショーに出演している。

2. エカテリーナ・ブィビナ、17歳

エカテリーナ・ブィビナ

 サンクトペテルブルク出身のエカテリーナはメイクアップアーティストになるのを夢見ていたが、ある美容院に行ったのをきっかけに人生が大きく変わることとなる。エカテリーナはピアスを開けるために美容院に行ったのだが、そこでモデル・エージェンシーにスカウトされる。まもなくエカテリーナは世界でも主要なモデルコンクールの一つであるEliteModelLookのファイナルに出場し、そこでジョルジオ・アルマーニの目に留まり、モスクワでのショーに誘われる。エカテリーナはドルチェ&ガッバーナ、マーク・ジェイコブス、ジョルジオ・アルマーニなどのファッションショーに出演している。10年後にヴィクトリアズ・シークレットのエンジェルになるのが夢なのだそうだ。

3. サーシャ&ソーニャ・コマロワ、19歳、サラトフ

コマロワ姉妹

 サーシャ、ソーニャの双子の姉妹は子供の頃からモデルに関心があり、ファッション雑誌を集めたり、モデルになるための本を読んだり、祖母の洋服を使って自分たちの家でファッションショーをしていたという。ティーンエイジャーになり、身長とサイズがモデルの標準に合致していることを知った2人は、初めてプロに写真撮影を依頼し、モデルエージェンシーに写真を送り、モデルに応募するようになった。

 そして姉妹の夢は叶い、現在2人はアレキサンダー・マックイーン、カルヴァン・クライン、プロエンザスクーラー、ジョン・ガリアーノなどのモデルとして活躍する傍ら、映像カメラマンになるための勉学を続けている。

4. ヴィクトリヤ・ゲラシモワ、18歳

ヴィクトリヤ・ゲラシモワ

 ヴィクトリヤはモデルになるなど考えてもいなかった。イジェフスク(モスクワから1,200キロ)出身のヴィクトリヤは男の子たちとサッカーをし、拳闘をし、空手では黒帯を持っていた。しかし兄のキリルは彼女がいるべき場所はランウェイだと考えていた。そこでSNSを通じて、モデルエージェンシーからスカウトの声がかかったとき、兄は彼女にすぐに承諾して、モデルになるよう説得したという。

 ヴィクトリヤはサン・ローラン、ディオール、シャネル、ラコステなどのショーに出演している。自由時間にはコンバットスポーツをしたり、ドラム演奏をしたり、サーフィンの練習をしている。

5. エヴゲニヤ・マカロワ(Jolie Alien)、17歳

エヴゲニヤ・マカロワ

 「ジョリーというのはフランス語で“かわいい、美しい”を意味するのですが、わたしはベルギーのルーツを持っていて、それで芸名に何かルーツを感じさせるものを使おうと思ったんです」と“かわいいエイリアン”は自分の芸名についてロシア版ヴォーグのインタビューの中で語っている。

 モデルを始めたのは2016年。インスタグラムでモデル募集のページを見て、応募したのがきっかけ。その3ヶ月後には契約を結んだとのこと。ルイ・ヴィトン、ヴァレンチノ、ヴィクトリア・ベッカム、プラダなどのショーに出演している。モデルとして活躍する一方で、絵画鑑賞が大好きなのだという。お気に入りの画家はヒエロニムス・ボス、象徴主義画家のグスタフ・クリムト、アリスタル・レントゥーロフ、ピョートル・コンチャロフスキー、ワシリー・カンディンスキー。

 自身も絵を描き、2018年にはモスクワで個展を開いた

6. ソフィヤ・ステインベルグ、17歳

ソフィヤ・ステインベルグ

 ソフィヤはノヴォシビルスク出身で、芸術学校で学んでいたことから、モデルになる予定はなかった。しかし12歳のとき、エージェンシーにスカウトされ、モデルキャンプ「Avant Camp」に参加することに。そのキャンプから初仕事のため、日本、バルセロナに行き、そこからはジバンシー、ルイ・ヴィトン、メゾン・マルジェラ、プラダ、ヴェルサーチなど世界的に有名なブランドのショーに出演した。ソフィヤはLimp BizkitやMarilyn Mansonの音楽を聴くのが趣味だという。モデル業を終えたあとは、デザイナーになりたいと思っている。

7. ソフィヤ・マルティノワ

ソフィヤ・マルティノワ

 ソーニャはベルゴロドに生まれ、8年の間、水泳をやっていた。

 「水着と足ひれ以外、何も興味がありませんでした。モデルたちはわたしにとって、別の星から来た人たちに見えました」とソフィヤはエルからのインタビューの中で語っている。

 ソフィヤはモデルを始めた時期について詳しく公表していないが、16歳のときにカルヴァン・クラインのショーでデビュー。2度、マーク・ジェイコブスのイメージキャラクターになり、すでにフェンディ、ドルチェ&ガッバーナ、アレキサンダー・マックイーンなどのショーに参加している。

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