ダーレン・アロノフスキーの新恋人はロシア人!(写真特集)

 彼女は「最優秀女優賞」を受賞し、動物シェルターを創設する夢を持ち、2つの国で暮らしている。

 25歳の女優、アグラヤ・タラソワと50歳のアメリカの映画監督ダーレン・アロノフスキーは今年、スペインで開かれた第67回サン・セバスティアン国際映画祭で、2人が交際していることを認めた。アロノフスキーはコンペ部門に出品された映画のプロデューサーとして映画祭に参加し、アグラヤを恋人として同伴した。2人が手を繋ぎ、抱き合って歩く写真が、2人の関係を証明するものとなった。

 関係者によれば、「ブラック・スワン」の監督として知られるアロノフスキーは2018年の初めてのロシア訪問の際にアグラヤと知り合った。業界のパーティなどでも2人が一緒にいるところが何度も目撃されている。最初に2人が姿を表したのは、国立エルミタージュ美術館の慈善パーティ、そしてその後、ジョージアの友人の結婚式、キリル・セレブレニコフ監督の芝居「バロック」の初演、コンスタンチン・ボゴモロフ監督のスキャンダラスなドラマ「Gold Diggers」の初演でも2人は揃って顔を出したが、当時は2人とも自身の感情を表に出すことはなかった。ちなみにアロノフスキーにとって、アグラヤは、2017年に別れたジェニファー・ローレンス以来の恋人である。

 アグラヤはサンクトペテルブルク生まれ。ロシアの人気女優、クセニヤ・ラポポルトを母に、ビジネスマンのヴィクトル・タラソフを父に持つ。幼年時代から、母親に連れられてあちこちの映画祭を訪れており、業界のエリートたちにも知られる存在である。

 2008年、アグラヤは初めてヴェネツィア国際映画祭を訪れる。この映画祭では母親が司会を担当した。このときのことを回想し、アグラヤは次のように述べている。「ヴェネツィア映画祭はものすごい冒険で、もう頭がおかしくなるくらいでした。ブラット・ピットがシャンパンを飲んでいたグラスを盗んでしまったくらいです。そのグラスはペテルブルクで、同級生に200ルーブルで売りました。当時の価値ではけっこうな金額になりました」。

 アグラヤ曰く、彼女は常に有名な母親の影から抜け出そうとしていたという。そこで母親の苗字は名乗ろうとせず、女優になることも望んでいなかった。学校卒業後は、政治学者になるためペテルブルク大学に入学した。しかしその一ヶ月後、映画業界から声がかかり、最初の撮影に招かれることとなった。

 撮影が終了した後、アグラヤは大学に復帰した。しかし、その後は次々と出演のオファーを受けることとなり、退学を余儀なくされた。

 翌年、アグラヤはゲルツェン名称教育大学外国語学部に入学するも、結局は同じ結果となる。アグラヤは言う。「オーディションに呼ばれるようになった最初のころは、わたしがラポポルトの娘だから呼んでくれているだけではないかという疑いの気持ちが強かったのです。もちろん、わたしは父の苗字を使っていたのですが。しかしあるときから、オーディションでも“どこから来たのですか?”と訊かれるようになったのです。つまり、それはわたしが出演した映画を見て、わたしを覚えていてくれたということです。それは非常に嬉しいことでした」。そして彼女は女優業と学業を両立することはできず、最終的には仕事を選ぶことになった。

 アグラヤのもっとも印象深い作品は、ロシアの人気ドラマ「Interns」、「The Foundling」、そしてスポーツをテーマにした長編映画「Ice」である。この映画で彼女は主役を演じ、国家賞「黄金の鷲」の「最優秀女優賞」を受賞、Chopard Talent Awardでも、若き才能ある女優賞を手にした。

 アグラヤはインスタグラムで、撮影現場や旅行の写真を投稿し、私生活について公開しているほか、有名ブランドのコマーシャルにも起用されている。ダーレン・アロノフスキーと付き合う前は、セルビアの俳優ミロシュ・ビコヴィチと交際していたが、2018年に「お互いのスケジュールが合わない」という理由で別れている。

 アグラヤは言う。「仕事がないときは、読書をたくさんし、音楽、言語、絵画などの趣味に時間をかけています」。

 アグラヤは「ブラック・ミラー」、「ゲーム・オヴ・スローンズ」、「ブレイキング・バッド」などがお気に入りだそうだ。また整形や美容のための注射などには反対で、自然であるべきだという考えを持っている。夢は1,000匹を収容できる動物シェルターを作ること。そしてエコ運動を支持している。2015年に彼女はインスタグラム上で、ディスカヴァリーチャンネルの「今こそ行動を」というエコキャンペーンを支持するとして、こう書いている。「今、ロシアは採掘した石炭、石油、ガスの半分をただ無駄に捨てています。わたしたちは節約するということに慣れていないからです。わたしは常に家の電気が無駄についていないかチェックしています。未来のことについて考えずに、地球の資源を浪費していたら、資源がまったく消えてしまうのです」。

 2018年に彼女は再び、学業を開始した。今回は定期的に訪れているアメリカの学校を選んだが、それはアロノフスキーと交際をしていることも理由の一つだと言われている。しかし今のところは、住居も活動拠点もロシアとなっている。

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