絶対フォローすべきインスタグラム10選:本当のロシアがどんなところかを教えてくれるアカウント

AFP
 ロシアはいろいろな顔を持っており、これぞという一つを見つけるのは難しい。以下ご紹介する10のアマチュアカメラマンの写真はそれを見つける手助けになるだろう。

1.クセニア・サザノビッチ

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Публикация от Ksenia Sazanovich (@ssazanovich)

 プロの旅行家であるサザノビッチがロシアの自然を紹介するアカウントは、魅惑的に内省的である。彼女が好きなシベリアの実にシンプルな風景をフレームに収めている。一度に2色以上の隣り合った色は捉えずに映されている。彼女の写真は、厳しいながらも思慮深い極東の情景を切り取ったものである。言い換えれば、ロシアの自然が自ら語りかけているようでもある。これらのスナップの半分は素晴らしいアルバムのカバー写真になる。

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Публикация от Ksenia Sazanovich (@ssazanovich)

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Публикация от Ksenia Sazanovich (@ssazanovich)

2.ロマン・パルチェンコフ

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#yellowunderground

Публикация от Roman Palchenkov (@palchenkov)

 いつもは気づかないようなことに目を向けると、モスクワの都会の風景がより露わになる。パルチェンコフは、光と影が表裏一体で、お互いに寄り添っていることをうまく表現している。その秘密とは?それは彼自身が考案した「Freelight」法で、この手法を使うと、カメラを動かしながら光を捉えることができる。これで他の方法では成し得ないほど、哀愁的な感じを風景にもたらすことができる。

3.ミハイル・ロザノフ 

 経験豊かな写真家ロザノフは、建築物の残酷さとその後ろにある空いた空間にインスピレーションを得て、ロシアの過去と現在の街角やアーチを露にしている。同時に、建築物があるべき形で持つそのままの力を映しだしつつ、この国のある一面を見せる。それは主役であった柱や屋根が、ロシアの都市に予期せぬ静けさをもたらす。

4.ヴガル・マメザデ 

 このオレンブルグ(モスクワの東南1,500キロ)在住の、ストリート・フォトグラファーは、欠点を含めた街の日常生活のすべてを記録している。マメザデは特に顔の表情を捉えることにこだわりを持ち、今の時代の日々の移り変わりを、意気揚々とした心から傷ついた心まで、流行から弱点まで、人々のすべての感情を解き明かそうとしている。

5.アレックス・ワシリエフ

 ヤクート人写真家であるアレックス・ワシリエフによっておそらく他の誰よりも明らかにされているのが、シベリアの反逆や神秘主義を超えて存在している現実の文明社会だ。モスクワから5,000キロ離れた多文化社会を映した彼の写真は、温かく、陽気で、人の心を動かす。そこには、写真全体を軽く覆っている、薄暗く、不毛な苦痛によってのみ和らげられる見かけの客観性がある。

6.コンスタンチン・グリャエフ

 Everyday Russiaというアカウントを支える主要メンバーの一人であるグリャエフは広大なロシアの風景のさまざまな面を捉えるため、あちこちを歩き回っている。

 肖像画法を得意とし、ロシアのジオラマの中の象徴的な被写体(教会や高層ビルや花など)を擬人化する技法を持っている。そしてその中の特定の登場人物を前面に押し出している。

7.マクシム

 サンクトペテルブルグ生まれの写真家によるこのアカウントは、ロシアの文化的首都にある歴史的な建物への淡い情熱に焦点を当てたものとなっている。マクシムの本質は、建物のあらゆる部分の第六感やはっきりとした特徴を通して、打ち棄てられたアパート群にさえも生命を吹き込むことである。写真はいずれもユニークで、ロシアの歴史を覗き込む窓のようなものである。

もっと読む:時間を戻してくれるサンクトペテルブルクのあるアパートのユニークなインテリア(写真特集)

8.Moscow Streets 

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#mscstrts

Публикация от #MSCSTRTS (@mscstrts)

 匿名で撮影された白黒のドキュメンタリー写真は、陰鬱な色彩が似合うロシアの首都への頌歌である。フィルタリングによって、写真は古い写真と見紛うような雰囲気を与える一方、ロシアの近代的な一面も感じさせ、空虚さと不吉な暗黒郷の間の境界線を引いている。

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#mscstrts

Публикация от #MSCSTRTS (@mscstrts)

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#mscstrts

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9.カーチャ・トロフィモワ 

 モスクワをカラーで見たいなら、このアカウントがおすすめ。実際、トロフィモワの写真は夏の景色の中にある、息を飲むようなオレンジの陽光や青空の影を封じ込め、ロシアの生活の中の色に大いなる喜びを感じさせる。その写真は力と光に溢れ、気分を明るくしてくれることは間違いない。

10.バトラズ・ブタエフ 

 ウラジカフカス(モスクワの南方1,700キロ)出身のブタエフは、インスタグラムの中でも圧倒的に素晴らしい自然の写真を投稿しているが、それらがすべてiPhoneで撮影されているところがポイントである。

 ブタエフの美しいアカウントで紹介されている写真は、彼の生まれ故郷の北オセチア、そして風光明媚な川や滝、山脈などで知られる北カフカスを旅して撮影されている。あなたの放浪癖を満足させるために何か壮観なものが必要だというあなたは、これ以外のアカウントは探さなくていいだろう。

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