女子フィギュアの15歳トルソワがギネス世界記録に認定

Hitoshi Mochizuki/AFLO/Global Look Press
 女子フィギュアスケートのアレクサンドラ・トルソワ(15歳)が、二つの記録で「ギネス世界記録」に認定された。トルソワは、女子で初めて、公式大会で4回転トウループと4回転ルッツを成功させている。

 4回転トウループは、「世界ジュニア2018」(ブルガリア・ソフィア)の女子シングルで成功させている。トルソワはこのときの演技で4回転サルコウにも成功しているが、これは既に安藤美姫(2007年、2011年に世界選手権優勝)が成し遂げていた。もし、これも史上初ということなら、トルソワのギネス世界記録は、一気に3つになったところだった。

 4回転ルッツのほうは、やはり昨年、「ジュニアグランプリシリーズ2018」(アルメニア・エレバン)で成功。

 

「名誉にふさわしい選手になりたい」

 「ギネス世界記録に載ったことはとても嬉しい。セルゲイ・ブブカやイリーナ・ロドニナのようなソ連スポーツの大レジェンドと併載されるのは大変な名誉。もちろん励みになるし、それにふさわしくありたいと思う」。「スポーツ・エクスプレス」紙は、トルソワの言葉を伝えている

 昨シーズン、トルソワは、世界ジュニアフィギュアスケート選手権で、その前年に続き連覇を達成。ロシア選手権(シニア)とJGPファイナル(ジュニア)では2位となっている。

 2019年5月、トルソワは、冬季種目で欧州最高のジュニア選手と認められた

 

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