ロシアで最も裕福な花嫁候補たち(写真特集)

Getty Images, Pixabay
 ご紹介する女性たちは人生において、「夫」以外のすべてのものを持っている。しかしこの「夫」の座を狙う人々はきわめて多く、細心の注意を払って相手を選ばなければならない。

エステル・シェンクマン 26歳

 ビジネスマンでAmediaTV(4つのテレビチャンネルとロシアのストリーミングサービス会社「アメディアテーカ」)の代表取締役アレクサンドル・シェンクマンの娘。資産は不明。

 メディア王の娘であるエステルはファッション業界への道を選び、プロの世界で自らの名を刻んだ。彼女は親の七光りではなく、本人の功績で有名になった。エステルはパーソンズ美術大学(世界のファッション界でもっとも権威ある学校の1つ)を卒業し、すでに世界25カ国で活躍している。

 エステルの父親は長いこと、通常、世界の百万長者が関係を築くために集まるラトヴィアの音楽祭「ニュー・ウェイヴ」の共同企画者だったにも関わらず、娘のエステルはまだ独身である。現在、エステルは自分のブログでファッションについて書き、モスクワとロンドンとニューヨークを行き来しながら、パーソナルスタイリストとして働いている。

ララ・ヴィノクロワ 21歳

 「ゲンファ」社の社長で、ドラッグチェーン王のセミョーン・ヴィノクロフの娘。資産は不昧。会社の収益は1億㌦を超える。

 ララの父親はロシアの「ゲンファ」社(スイスの同名グループの参加)を率いている。息子のアレクサンドル・ヴィノクロフはセルゲイ・ラヴロフ外相の義理の息子で、投資会社「A1」の社長。というわけで、ララは直接的な意味で数十億㌦を有していると言える。

 ララは1年半、アメリカのエリート学校Rossで、そして1年半ケンブリッジのLeysSchoolで学んだ。現在はロンドンで、犯罪心理学者目指して勉学中で、複雑な犯罪を解き明かしたいと考えているそうだ。彼女はイビサやドバイで休暇を取り、サルディーニャでサーフィング、ボクシングアカデミーFightNightsで右フックの練習をしているが、いずれはロシアに戻りたいと考えている。「イギリスは気に入っているけれど、やっぱり家があって、家族がいて、ロシアのメンタリティを持った人々がいる場所で暮らしたいと思っています」。

 今のところ、結婚相手に望むことは2つだけだという。それについてララは「まずは身長が180㌢以上あること。それからユーモアがあること」と話している。

ヴィクトリヤ・ミヘルソン 27歳

 父親のレオニード・ミヘルソンはロシア最大のガス企業の1つ「ノヴァテク」の社長で、大手石油化学ホールディング「シブル」の社長でもある。資産は240億㌦。

 2019年にレオニード・ミヘルソンはロシア版Forbesの長者番付で1位になり、ロシアでもっとも裕福なビジネスマンとなった。父親から娘に相続される資産は122億㌦。

 ヴィクトリヤ・ミヘルソンはロンドンとニューヨークを行き来している。彼女のために創設された若手の画家を支援する基金V-A-Cで活動している。2018年以降はガス企業「ノヴァテク」の請負会社である建設会社「ノヴァ」の唯一の所有主となった(統一国営法人レジストリのデータによる)。

 ヴィクトリヤは基本的にインタビューには応じていない。ロシア人とはほとんど交流がなく、父親からは贅沢な贈り物を受け続け(マスコミの報道によれば、最近では10億ルーブル=およそ16億円の461平米のペントハウスが贈られた)、私生活はできるだけ見られないようにしている。しかしながら、今のところ、結婚はしていないとされている。

ソフィヤ・アブラモーヴィチ 24歳

 父親のロマン・アブラモーヴィチは企業家で個人投資家で、Forbesの長者番付では10位に入っている。資産は12億4,000万㌦。

 ソフィヤはロンドンでもっとも裕福な花嫁候補の1人とされている。数十億にのぼる父親の資産を持っており、ベッカム夫妻と同じところで休暇を楽しみ、3つの屋敷を所有し、防弾仕様のレンジ・ローバーに乗り、世界最大で世界でもっとも高価な父親のヨットEclipseで豪遊する。

 ソフィヤはインスタグラムに水着やドレスを着た写真をアップしていたが、その体型や露出度の高さが原因で荒らされることになり、痩せるために一定期間アカウントを閉鎖していた。しかしたった1つだけ心を許しているものがあるという。それは子供の頃から大好きだった馬である。ソフィヤはプロレベルで馬術をやっており、国際トーナメントで上位を占めるほどの腕前である。

ソフィヤ・グツェリエワ 28歳

 父親のミハイル・グツェリエフは多岐にわたる業種、業務に参入するコングロマリット「ソフマル」の所有者。資産は37億㌦。

 父親はビジネス上の資産を息子に譲渡しているが、それでも娘のソフィヤはもっとも裕福な花嫁候補の一人に数えられる。しかも、愛する娘のためなら家族はできる限りのことをするだろうことは疑いようもない。これまでにも、前例がある。2016年に行われた息子サイド・グツェリエフの結婚式では、花嫁のドレスに2,500万ルーブル(およそ4,000万円)をかけたというので、モスクワ中で大きな話題を呼んだ。

 ソフィヤはモスクワ大学の外国語学部を卒業したあと、父親が経営するショッピングセンターの1つで副社長として働いている。結婚の噂はなく、然るべき候補も見つかっていないものと見られる。ソフィヤは自分の毎日の生活について、かなりルーティーンなものだとしている。父親はこれについて、「8時半に起きて、顔を洗い、車に乗って9時半には仕事に向かう。そして夕方6時にフィットネスに行っている。これが彼女の生活のすべてです。女友達はいて、チャットをするような男友達もいるようです。別にそれはかまわないと思っています」と話している。

ポリーナ・ガリツカヤ 23歳

 父親のセルゲイ・ガリツキーは小売店「マグニート」の創始者。資産は34億㌦。

 有名なビジネスマンであるガリツキーは一人娘に自分の後を継いで欲しいと思ったことは一度もないという。「普通の子どもになってくれればと思っています。ビジネスをやってほしいなどと思ったことはありません。女性とビジネスというのは、合わないものだと思います」。2010年、「ヴェードモスチ」紙からのインタビューの中でガリツキーはこう打ち明けている

 ガリツキー一家は静かで控え目であることを好み、Forbesの番付に上がっている金持ちの子供の中で、ポリーナは唯一、外国の学校にも、モスクワの学校にも行っていない。彼女は両親と同じく、クバン大学の経済学部を卒業している。また父親は、職業においても、私生活においても、娘の選択に口出ししないとの立場を示しており、自分でトライし、自分で失敗すればよいと考えている。そしてそんな失敗はすでにあった。2015年、彼女は結婚したが、それは1年も続かなかったのである。また2018年にはフィットネスクラブ「サイクルクラブ」をオープンしたが、2019年には会社の解体が始まった。

ダリヤ・アヴェン 25歳

父親のピョートル・アヴェンは銀行家。資産は52億㌦。

 ダリヤはアメリカのイェール大学の歴史が学部を卒業し、サザビーで研修を行った。彼女はかなり長いこと、芸術に非常に興味を持っている。父親のピョートルはTatlerからのインタビューに答えた中で、「ときどきダーシャが電話をしてきて、パパ、こんな詩知ってる?と言って、わたしも覚えていないようなアンナ・アフマートヴァの詩を読んでくれたりします」と語っている

 父親は、その地位に関係なく、子どもたちの望みに答えるべく、子どもたちを育ててきた。ダリヤはいまニューヨークで家を借り、EsteeLauderで新入りの一般社員と同じ立場で働いている。

もっと読む:一風変わったロシア人のプロポーズ7つ

ロシア・ビヨンドのFacebookのページで おもしろいストーリーとビデオをもっと見よう。
もっと読む:

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる