サハリンから北海道までを水泳リレー

ドミトリー・フェオクチストフ撮影/TASS

 ロシア、日本、中国、南アフリカの寒中水泳愛好家らが、金曜日、ロシアのサハリン島からラ・ペルーズ海峡(日本名:宗谷海峡)を通過して北海道に至る初の水泳リレーを行う。ロシアのメディアが伝えた。 

 リレーは「太陽と友情に向かって、白樺から桜まで」と銘打った露日市民外交のミッションとして行われる。

 大会には27人の寒中水泳愛好家が参加するが、中には世界選手権の優勝者やロシア代表チームのメンバーなどが含まれている。大会は2部に分けて行われる。最初のメンバーは18日にクリリオン岬を出発し、次のメンバーは20日に出発、リレーは21日に宗谷岬で終了する。海水温は8–10℃くらいと低いが、メンバーたちは全員、保温スーツを身につけずにゴールを目指す。

 「公式的にはルートの長さは42キロ800メートルだとしていますが、これは地図上の北海道までの最短距離です。しかし実際にどのくらい泳ぐことになるかは分かりません。なぜなら海上には流れがあり、メンバーたちを右に左に揺らすからです」と話すのは、地域間寒中水泳協会のアレクサンドル・ブルィニン代表。

 一方、大会を企画した寒中水泳協会のワレリー・クチンスキー副会長は「大会開催の目的は、領事部の職員と会い、日本の社会にリレーについて伝え、寒中水泳という非常に興味深いスポーツを広め、共感してくれる人々を見つけること」と説明している

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