上月大使は、日本の自衛隊創設65周年を祝う式典で、「親愛なる皆さんに嬉しいお知らせがあります。今年の夏、陸上自衛隊の中央音楽隊が初めて、ロシアで開かれる国際軍楽祭「スパスカヤ塔」に参加します」と述べた。
今年の軍楽祭「スパスカヤ塔」は8月23日から9月1日にかけて、モスクワの赤の広場で開かれる。
フェスティバルは毎年開催されているもので、この枠内では、赤の広場で世界最高の軍楽隊のコンサートや、各国から集まった劇団による芝居やレーザーショー、また航空技術を使ったインスタレーションなどが披露されている。今年で開催11年目を数えるこのフェスティバルには、世界54カ国の160以上の団体が参加しており、ロシアでも最大級の国際文化プロジェクトとなっているほか、世界で最も有名な軍楽祭のベスト3に入っている。
なおこれまで日本からは民俗音楽グループがこのフェスティバルに参加し、異なる年に、「阿波踊り」、「竿灯祭り」、「さんさ踊り」などが披露されてきた。
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