モスクワにできた原宿: 日本文化フェスティバル「J-FEST AUTUMN 2018」レポート

Moskva Agency

 先週末、モスクワではロシアで最大規模の現代日本文化フェスティバルJ-FEST AUTUMN 2018が開催された。プログラムは予想外のものとなり、さまざまなイベントに富んだものとなった。とりわけ主なイベントとなったのが、全ロシアコスプレコンテスト、ゴスロリファッションショー、カラオケコンクール、そしてロシアでは「新世紀エヴァンゲリオン」のエンディングテーマの歌手として知られる高橋洋子さんのコンサート、ストリートダンサーによるマスタークラス、映画の上映、そしてフードコートである。これらのイベントを見ても、夏に開かれているフェスティバルと異なり、J-FEST AUTUMNでは若者文化にスポットが当てられていることは容易に想像できる。

 ロシアの地方からこのフェスティバルに参加するためにモスクワを訪れたコスプレーヤーたちのファッションは今回もすべての人の目を惹きつけた。ロシア・ビヨンドの記者がもっとも豪華に着飾っていた参加者らに日本文化について話を聞いた。

ベルゴロドの演劇指導者アリサ・アストラさん(20歳)とリペツクで広告関連の勉強をしているフォックス・ツァイシェンさん(24歳)。

アリサさん(右)とFox Tsai-Shengさん(左)

 アリサ:「ロシア人が日本に魅かれるのは、よく分からないからだと思います。昔は日本はなかなか行けない国で、情報もありませんでしたから。でも今は日本文化のブームが到来しています」。

 フォックス・ツァイシェン:「わたしは日本のCMが大好き。日本人が単に面白いと思うものがロシア人にとってはとっても変わっているのです。ロシアで、もっと日本の音楽イベントが開かれてほしいです。一般のロシア人は日本のアイドルというものをあまり理解していないので、それについてもっと知ってほしいです」。

医師のオリガさん(27歳) 

オリガさん

 「わたしのお気に入りのスタイルはクラシックロリータです。日本のストリートファッションについては昔インターネット上の日記を読んで知るようになりました。身につける衣装の半分は自分で作っています。日本に対するロシア人の関心は、何よりも日本のアニメから生まれたものだと思います。ほとんどの人が子供時代に日本のアニメを見ていました。ロシアの映画館でももっと日本の長編映画が上映され、監督にももっとロシアに来てもらいたいと思います。日本からロシアを訪れる皆さんには、ぜひ冬のスズダリを訪れて欲しいと思います。本当にロシアのおとぎ話のような場所だからです。それから日本の人々にロシアに来てもらい、ロシア人は暗い顔をしているけれども、いつでも助けてくれる人たちだということを確信してもらいたいです」。

バーテンダーのエゴールさん(26歳) とフローリストのメリッサさん。

エゴールさん

 エゴール:「コスプレに熱中するようになったのは偶然です。元々はアニメ、特にサムライが出てくるアニメが好きなんです」。

メリッサさん

 メリッサ:「日本文化フェスティバルは大抵モスクワで開かれます。わたしたちはヴォロネジから来ました。他の都市でも同じようなイベントがもっと開かれたらいいなと思います」。

日本語教師のディアナさん(24歳)と医療センター職員のイワンさん(24歳)

ディアナさんとイワンさん。

 ディアナ:「ロシアと違って、日本ではすべてが人々のために作られています。そして日本人はルールを守ります。筑波大学に留学していたとき、知り合いの日本人はみんな、ロシアといえば「ウォトカ、熊、酷寒」と言っていました。日本の人々にもっとロシア料理やロシア文学について知ってもらいたいです」。

 イワン:「日本の芸術、伝統的な建築に興味があります。それから和食も好きです。モスクワにも日本のごく普通の料理が手頃な値段で楽しめればいいのにと思います」。

コスプレ用衣装の店に勤務するスヴェータさん(23歳)

スヴェータさん

 「日本のイメージといえば、桜、着物、明るい色、そして優しくポジティヴで視野の広い人々です」。

もっと読む:

このウェブサイトはクッキーを使用している。詳細は こちらを クリックしてください。

クッキーを受け入れる